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20代は成長期

 やっと人間になりました。
 人生の1年生、いっぱい失敗を繰り返します。
 失敗することは、何かに挑戦した証です。
 考えている間は、失敗しません。
 考えている間は、成長しません。
 失敗を回避すれば、何も考えないし、何も挑戦しません。当然、成長しません。
 実験が完全に成功することはありません。
 実験で失敗を発見すると、次の課題を手に入れ進化します。
 失敗しなかった実験は、ある意味失敗です。。
 実験が成功すれば「万歳」でしょうが、その進化もそこで終わりです。
 企業の会議の中で失敗を責める会議はよく見受けられます。
 失敗を誉める会議は経験ありません。
 ましてや、失敗を探す会議はあるのでしょうか。
 企業の経営者や管理者は、雑草のように野菜の新芽を抜き取っているかもしれません。
 雑草と勘違いする野菜の新芽も、大切に育てればやがて花を咲かし実を付けます。
 *「最近の子は失敗しなくなった。」と、もらす経営者の言葉を、私がこの年代の時何回も聞いた記憶があります。
テストのための教育を受けてきた私の年代は分解できない方程式を持っていました。
それが分解もできず組み立ててみることもできません。
言い換えれば、新しいことに挑戦しません。
それを悔やんだ経営者は明らかに我々の年代と違う教育を受けてきたのでしょう。
 此処で示した私の説明は「こうあるべき」ではなく、「こうすべき」に改めます。 大変です。
まずは固まってしまった固定概念=方程式をほぐす作業から始めなければいけません。

急いで、失敗してくれる人間を作りましょう。




   


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